以前の記事で、Gemini3.0を使用してトランプゲームのフリーセルを制作しました。かなりいい感じの出来に満足していましたが、ChatGPT5.2で制作したらどうなるのかというのも気になりました。そこで今回は、1か月無料オファーでChatGPT Plusに申し込んだこともあり、ChatGPT5.2を使用してフリーセルを制作しようと思います。
ChatGPT5.2でトランプゲームの「フリーセル」を制作
Geminiで制作したときと同様の流れで制作していきます。
ChatGPT5.2にプロンプトを指示
ChatGPTのチャット欄にフリーセルのゲームを制作したいという指示を出していきます。今回は、Geminiのときに指示したプロンプトをそのまま使用したいと思います。

プログラミングの時間としては、Geminiの時よりも少し時間がかかったような印象を受けました。
少し待っていると無事に生成することが出来ました。

今までいくつかのフリーセルをプレイしてきましたが、ほとんど背景が緑だったので今回完成したものが黒に少しびっくりしました。
実際にプレイしてみると、トランプの移動についてドラッグアンドドロップには対応しておらず、移動させたいトランプをクリックして、移動させたい場所を再びクリックすることによって、トランプが移動する仕組みになっていました。ChatGPTのコメントに必要ならドラッグアンドドロップに対応すると書いてあるので、指示していないことはやらないよ、ということなのでしょうか。


ドラッグアンドドロップが出来ないフリーセルはやりにくいかなと思いましたが、慣れると意外とそうでもないかもしれません。
修正依頼してみた
とはいっても、ドラッグアンドドロップに対応してほしい思い、またほかにも気になる点がいくつかあったのでその点について修正依頼してみました。

※「間隔」と書くつもりが、「感覚」になっていました…
修正のプログラミング時間も、最初と同様にそれなりに時間がかかりました。
しばらく待っていると無事に終了。

背景は緑に変更されていますね。
実際にプレイしてみると、ドラッグアンドドロップにも対応してくれました。また、当初のものは重なっているトランプのマークが見えづらかったのですが、その部分が変更されて見やすくなっています。
Geminiの時に制作したものより、トランプをドラッグアンドドロップする作業がスムーズにできるように感じました。理由としては、トランプをドロップする位置がGeminiほどシビアにはなってないからだと思います。

クリアした時の画面が、あっさりしていてちょっと達成感が感じづらいです。
ザックリ遊んでみた感じ、当初の段階から致命的なバグみたいなものは見つからず、ドラッグアンドドロップや見た目を修正することによってかなり完成度の高いゲームが出来たと思います。
ChaGPT5.2とGemini3.0を比較して
フリーセルの制作に関して、ChaGPT5.2とGemini3.0を個人的に勝手に比較してみます。
初回に生成したゲームの完成度としては、Gemini3.0の場合、カードをまとめて移動させることが出来ないというバグがありこれはゲームのルールとしては致命的でした。しかし、ChaGPT5.2においては、そのような致命的なものは無く、簡単にプレイしてみた段階では発見されませんでした。なので、初回の完成度としてはChatGPT5.2のほうが高かったように思います。
また、最終的な完成度としては、どちらもかなりいい感じでしたが、トランプのドラッグアンドドロップの操作性については、ChatGPT5.2のほうが良かったです。ただし、これはGeminiのほうで修正依頼をすれば改善できそうなレベルだと思います。
まとめ
今回は、ChatGPT5.2でフリーセルを制作してみました。完成度はGeminiに匹敵かそれ以上のものであると感じました。GeminiがChatGPTを完全に追い抜いたということも言われていましたが、個人的にはChatGPTもかなりレベルが高く、どっちがいいか甲乙つけがたいような状況なのではと感じています。


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